トヨタ 可夢偉のロータス入りを支援

小林可夢偉は２００９年シーズンの残り２戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、２０１０年のトヨタドライバーとして有力視されていたが、チームのＦ１撤退を受けてその可能性はゼロになってしまった。Ｆ１フル参戦を望む彼は新規参入チームに期待をしているが、その中でもロータスは魅力的なものだという。

負傷したティモ・グロックに代わってブラジルとアブダビのレースに出走した可夢偉は、印象的な走りで９位と６位を獲得し、デビュー２レース目で初ポイントを獲得した。

「トヨタでのポジションがなくなってしまったのは確かだよ」と、可夢偉はフランスのメディアに語った。「２０１０年の契約まであと少しだったんだ。でも、新しいチームが４つあるし、まだチャンスもある。もし１つ選べるならロータスを選ぶよ」

可夢偉は、自らと中嶋一貴が来年のＦ１シートを獲得できるようにトヨタが支援してくれることを明らかにした。「彼らは僕がシートを見つけられるように僕の代理人と僕に協力してくれている。それは一貴にとっても同じことなんだ。トヨタは、Ｆ１に参戦できなくても出来る限り僕のキャリアを支援してくれると言っていたよ」

(GP Updateより)



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